チェーンケーブルの製造工程
7.熱処理
連続して焼入れ・焼戻しを行います。
一連の作業を連続して行うことによって、チェーン全体に均一な品質の熱処理を施すことができます。
この工程でチェーンの強度、靱性が決定するので、重要な工程です。
8.材料試験
チェーン製造時に欠陥や疵がないかどうか、製造直後に一度確認します。
一部サンプルリンクを採取し、耐力荷重以上の荷重をかけて、チェーンが破損しないか超音波や磁気も用いて傷が無いか確かめます。(切断試験・超音波探傷・磁気探傷)
9.ショットブラスト
金属などの加工物(加工する物)の表面に細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小球を吹き付け、表面を粗く削ります。